兵庫県弁護士会が主催し,オンラインにより市民シンポジウム「人と動物の共生社会をめざして」が令和3年9月23日に開催されます。
犬や猫などの動物は,動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)で保護されています。しかながら,飼主や販売業者どによる動物の不適正な飼育や動物虐待は後を絶たず,また以前より減ったとはいえ,毎年数万匹の犬猫が殺処分されています。令和元年6月12日,動物愛護法の改正法が成立し,令和2年6月1日施行されました。主な内容は,犬猫へのマイクロチップ装着の義務化,生後56日を経過しない犬猫の販売禁止,動物虐待罪の厳罰化どがあります。
兵庫県弁護士会 「公害対策・環境保全委員会」では,令和元年度から動物愛護問題についての取り組みを始め,神戸市動物管理センターや民間の保護シェルターを訪問し,獣医師などの専門家を招いての学習会を開催するなどして,犬猫の殺処分や多頭飼育問題の実情,動物愛護法令の理解に努めてきました。
今回は,動物愛護法の改正内容を踏まえたうで,動物殺傷・多頭飼育虐待事案に対して適切に対応する仕組みについて議論を行なうため,本シンポジウムを開催することとしました。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日時:令和3年9月23日(木・祝日)13:00~15:00
場所・開催方法:兵庫県弁護士会館4階で開催し,Zoomで配信(先着1000名)
テーマ:市民シンポジウム「人と動物の共生社会をめざして」
内容・ プログラム(予定 ):
第1部 基調講演
講師:杉本 彩氏(女優,公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長)
内容:人と動物がしあわせに共生できる社会を目指て
第2部 パネルディスカッション
パネリスト:
杉本 彩氏(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長)
中島 克元氏(神戸市獣医師会会長)
津久井 進(兵庫県弁護士会会長)
コーディネター:細川 敦史(兵庫県弁護士会公害対策・環境保全委員会委員)
テーマ:動物虐待(殺傷,ネグレクト,遺棄等)事案に対応できる専門家体制の構築について
参加方法:Zoomによるオンライン参加については,どなたでも1000名まで参加可能です。
→開演時刻以降に下記URLからご参加ください。
https://us06web.zoom.us/j/82421590490?pwd=VS9NdysvZEFJZWZtSi9NUStYczJZQT09
主催:兵庫県弁護士会
※詳しくは,添付のチラシをご覧ください。
市民シンポジウム「人と動物の共生社会をめざして」チラシ