令和2年1月18日,鳥取県弁護士会が主催して,「今,死刑について考える。」~映画「死刑弁護人」を鑑賞して~が米子コンベンションセンター2F国際会議室で開催されます。
「オウム真理教事件」麻原彰晃,「和歌山毒物カレー事件」林眞須美,「光市母子殺害事件」元少年…数々の死刑事件の刑事弁護を担当した弁護士・安田好弘に焦点を当てたドキュメンタリー。安田弁護士はこう考える。生まれ育った環境が生む歪みを無視し,加害者の断罪に終始することが,事件の解決といえるのか。裁判は犯罪を抑止するために事実を洗い出す場でもあるはずだ。安田弁護士の言動から映し出されるのは,この国の司法の在りようだ。本作は,マスコミや検察の情報を鵜呑みにし,自分は絶対的な正義だと思い込み,被疑者・被告人へのバッシングを繰り返す私たちへも疑問を投げかける。
日時:令和2年1月18日(土)13:30~16:45(開演13:00)
場所:米子コンベンションセンター2F 国際会議室
第1部:映画上映「死刑弁護人」(2012年|97分|日本|ドキュメンタリー|第66回文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門優秀賞受賞)
第2部:講演:「死刑事件弁護」,講師:安田好弘弁護士,講師略歴:1947年兵庫県生まれ。弁護士(第二東京弁護士会)。1980年の弁護士登録後,これまで多くの死刑求刑事件の刑事弁護を担当し,死刑判決を回避した事件は数多い。著書に「死刑弁護人 生きるという権利」(講談社+α文庫)など。
入場料:無料
予約:不要
お問い合わせ:鳥取県弁護士会 TEL:0857-22-3912
詳しくは,添付のチラシをご覧ください。
「今,死刑について考える。」~映画「死刑弁護人」を鑑賞して~チラシ