広島弁護士会が主催し,市民集会「他人事ではない!見えない取調べの実態~取調べの全面可視化,そしてその先~」が令和6年1月27日(土)にYoutubeライブ配信で開催されます。
取調べの可視化(全過程の録画)は,裁判員裁判対象事件等ごく一部の事件でしか法律上は義務付けられていません。
現在,法務省内にもうけられた「改正刑訴法に関する刑事手続在り方協議会」では,取調べの可視化について議論はされていますが,対象範囲を広げるような流れにはなっていません。しかし,今でも,問題のある取調べは行われています。
そして,プレサンスコーポレーション元・代表取締役である山岸忍さんが業務上横領で逮捕起訴されたものの,無罪となったえん罪事件(プレサンス事件)では,特捜の検察官が,録画されているにもかかわらず,非常に問題のある取調べを行っています。
今回のイベントでは,協議会の構成員である河津弁護士に協議会の議論状況について報告してもらいます。その上で,裁判で違法と認定された取調べの録音データの再生・再現,そして,プレサンス事件について山岸さんと弁護人の秋田弁護士の話を聞いていただきます。協議会の議論が本当にこのままでよいのか一緒に考えてみませんか?
日時:令和6年1月27日(土)13:30~16:30
場所:広島弁護士会館3階ホール(Youtubeライブ配信あり)
テーマ:市民集会「他人事ではない!見えない取調べの実態~取調べの全面可視化,そしてその先へ~」
内容:
①報告-可視化の現状,及び,改正刑訴法に関する刑事手続在り方協議会について
報告者:河津博史弁護士(第二東京弁護士会)
②再現-三重県鳥羽警察署事件,取調べの録音データ再生
③講演-プレサンス事件
講演者:プレサンス事件冤罪被害者山岸忍氏,同事件弁護人秋田真志氏・大阪弁護士会
弁護人からの解説を交えながらお話して頂きます。
Youtubeライブ配信:当日はWEB配信でも自由にご視聴できます。下記のURLからアクセスしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=NF_yb5JkLEQ
参加費:無料
予約:不要
お問い合わせ:広島法律事務所 tel:082-228-2458 平日9:00~17:30
※詳しくは,添付のチラシをご覧ください。
市民集会「見えない取調べの実態」チラシ